v-kansai Vue.js/Nuxt.js meetup #13 に参加してきました
概要
1/15(水)に開催されたVue.jsのミートアップに「ブログ書く枠」で参加させていただきました。
参加者が登壇・LTを行い、それをベースに質問や意見を交わし合う、ミートアップ形式の勉強会です。
今回は登壇4・LT1の構成でした。
毎月開催で、現在は大阪と京都で原則交互に開催されているそうです。
なお、大阪での会場提供および主催をしてくださっている株式会社chatboxの @_mikakane 様は、Web開発者向けのハンズオンイベント等も同会場で開催されてらっしゃるそうです。
こちらも機会あれば参加したいです。
私の参加のモチベーション
昨年4月に開発開始し、12月にリリースした内製の社内基幹システムが、Spring Boot + Kotlin(一部Java) + Nuxt.js + TypeScript(大半JavaScript)という構成になっています。
チームには、Vue/Nuxtの経験者はおらず、公式ドキュメントや各種情報を頼りに手探りで開発をしてきました。
今後のシステムのバージョンアップに伴い、Webや書籍の情報のみでは様々なトレードオフを判断するのに厳しくなってきており、意見交換できる場所を求めて参加しました。
全体の雰囲気
私は今回が初参加で知人も1人もいない状態でしたが、いくつか質問や社内の事例などを発言しました。
慣れている常連の方ほど発言が多い傾向は当然あるものの、いわゆる身内のりという印象は全くなく、ディスカッションにも参加しやすい雰囲気でした。
登壇者やスタッフの募集も随時されているようで、新規参加者も入りやすいコミュニティなのではないかと思いました。
後の懇親会にも参加させていただきました
(私が出来ればもう少し話を聞いてみく「懇親会はありますか?」と聞いたので、懇親会の流れになった感があった気がします。
気を使わせてしまっていたらすいません^^;)
発表内容
以下、今回の発表についての簡単な感想です。
詳細はイベントページのリンクを辿っていただければと思います。
登壇①「Vue.Draggable で手軽にリストを ドラッグ&ドロップで並び替え」 @azuki_eater 様
ドラッグドロップ機能をVueと同期できるライブラリの紹介です。
こちらは弊社のシステムでも利用しているのですが、未使用の機能など知らなかった情報も含まれていたので助かりました
登壇②「頑張らないオレオレVuex規約を作った話」 @is_ryo 様
Vuexの規約の事例紹介です。
「Vueは大規模になるとカオス化するリスクがある」みたいな話はよく聞きますが、
特にVuexはどういう場合にどの程度使うか開発者に委ねられているため、放っておくとカオス化するリスクは私も感じます。
Nuxtだと少しマシですが、それでもどういう情報をどこまでStoreするかは一定のルールが必要になりそうです。
弊プロダクトはメインの保守担当者が私一人(最大時も3人)なのでまだ明文化された規約はありませんが、やはり指針だけでも早めに明文化する必要はあるなと認識しました。
登壇③「Introduce to Pinia」 @chan_kakuz 様
「Vueの次期バージョンの目玉機能のComposition APIを利用してStoreがどうあるべきか追求するためのプロジェクト」だそうです。
このあたりは勉強不足でついていけませんでしたorz
Vue3系への移行は今年中には検討する事になるため、それとあわせて勉強したいと思います。
登壇④「Nuxt.js と Light house CIについて」 @_mikakane 様
Light houseは、アクセシビリティやSEO対策などの状況を解析してくれるツールです。
登壇内容はそれをCIに組み込んだ事例紹介でした。
非機能要件をある定義したい場合に便利との事でした。
私は社内システムという事に甘えて、このあたりは割といい加減にすませてしまってますが、パフォーマンスやアクセシビリティは社内でも重要なので、知見はためておきたいです。
LT①「 Vue.js & UIKitでSSAEのポートフォリオ作成が爆速になる」 Toshiki Ohnogi 様
UIKit(CSSフレームワーク)を採用した経緯などについてのLTでした。
発表者の方は、ドメイン分析などにも取り組まれてるらしく、個人的にはそれについても今後聞いてみたいです。
今回の気づきと今後のアクション
皆様のお話を聞いてると、弊社のチームでトライ・アンド・エラーをしていた箇所が、皆様も当初迷われたようで、やはり技術コミュニティの存在は重要だなと思いました。
弊社のプロダクトで現在進行で問題になっている事についてもいくつかヒントをいただけたので、実際の改善に繋げていきたいと思います。
そして、現場で得られた知見をまた別の機会に発表してコミュニティにも還元していきたいと思います。