30過ぎたら冷えただけで消化不良をおこすと知る
三十路に入ってそれなりに経った。
僕は幼い頃から体育に苦手意識があり、今も運動らしい運動をしていない。
日頃から年長の家族や友人知人からは、「30過ぎるとやばい」「40過ぎるとイッキにガタが来る」などと脅されていたのだけど、
改善の努力をしないままにズルズルと歳を重ねている。
そのツケがついに来たらしい。
朝起きると頭痛がした。
僕は偏頭痛持ちなので少し冷やしたりしたら軽い頭痛はちょくちょくなる。
シャワーを浴びて薬飲んだら午前中にはたいてい治る。
でも、その日は様子が違った。
僕の頭痛は大体、肩こりと鼻詰まりとセットなのだけど、それに加えて吐き気がした。
風邪かなと思ったけど熱はないし寒気もない。
二日酔いと似たような感覚で気分が悪い。いっそ吐きたいけど、吐くものもない。
風邪でもなく、前日に酒を飲んだわけでも消化に悪いものを食った訳でもないのに、
ちょっと冷やしただけで吐き気に苦しむなんて理不尽な気がした。
これが胃もたれとか消化不良とかいうやつか。
そういえば小学校2年くらいまでは、授業中に気分が悪くなって、
保健室に連れて行かれる途中に廊下でゲロったりしていた。
高学年になった頃にはなくなったので、不健康を克服したと思い込んでいたが、
ひょっとしたらそもそも胃腸が弱いのかもしれない。
内臓が未発達だった小学校2-3年生までと、30過ぎて老いていく一方のこれから(おそらく人生の7割強)を、
胃もたれに苦しみながら過ごすのか。
人生のうち、20年間だけがボーナスステージだったようだ。
健康維持のために何一つ努力してないのに、勝手に虚弱を克服したつもりになっていたのは傲慢だった。
その日は市販の胃薬を飲んでとりあえず落ち着いた。
これからの人生は頭痛以外に胃もたれとも付き合わなければならない
※ 主観にもとづいた日記です。健康について考える際は、信頼できるソースにあたってください