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【ゆかむアドベントカレンダー】6日目 一票の格差よりも地域間の機会格差の方が問題では?

ゆかむアドベントカレンダー、6日目です。 

今日は選挙が近い事もあり、選挙について書こうと思います。
(政治と宗教の話はタブーというお話がありますが、そもそもアドベントカレンダー自体が宗教的なものだしまあいいかなーと)
おかたい話題ですが、お時間ある方はお付き合い下さいませ

選挙について、一票の格差の問題だいう物があります。
私はぶっちゃけて言うと、一票の格差問題というのは大した問題ではないと思っています。

勿論、現在の一票の格差に対しては違憲判決が出ており、解決すべき問題である事は間違いないと思います。
けれども、少子化やデフレや領土問題などといった問題に比べてそれほど重要かどうかは疑問に思います。

この問題の解決策として提示されているのが、選挙区の区割りを変更して各選挙区民の持つ票の比重を調整するというものです。0増5減とか5増5減とかニュースでやってるあれですね。

しかし、一票の格差をただすために、人口の少ない地域の選挙区を合区させ続けたら、人口密度の少ない地域の意見を代弁する議員が減る事になります。するとますます地域間格差が広がり過疎化が進むという悪循環になる気がしています。

東京には小選挙区が25もあり、比例枠も17あります(関東全体ではなく東京だけでです)。
更に選挙の時以外は殆ど地元に帰らず、東京に常駐してる議員もいます。
その一方で選挙区が2つしかない県が、今回の衆院選からそれが5つも増えました。

このような地域間格差の方が、一票の格差の不平等よりも問題だと思います。