【ポエム】メイン業務以外の業務について
メイン業務とは別の業務をやってきた理由
普段任されている業務とは別に、タスクフォースとか自社プロジェクトとか呼ばれているものがありますよね。
どういう風に呼ぶのが適切かは分かりませんが、自分が所属している部門の主な業務とは別に単発で依頼されたり、プロジェクトチームを組んで行われたりするあれです。
僕はこういったサブ的な業務には、できる限り手を上げるようにしていました。
理由は自分のスキルセットに幅を持たせたいからです。
悪く言えばどうせ同じ時間働くのなら色んな経験をした方が得した気分になるという貧乏性かもしれません。
今までにやってきたメイン以外の業務
僕が今までにやったメイン以外のお仕事で今思い出せるものは以下のようなものがあります
- 社会人向け講師業務
- 法務資料の作成
- 営業支援(展示会での自社プロダクトの説明)
- 確定申告(フリーランス時代)
- 自社ホームページリニューアルプロジェクト
- 社内勉強会の講師役
- スクラムマスター(1年半)
- QCサークルのリーダー(在庫管理)
- 購買管理業務の改善
曲がりなりにも意味のあるアウトプットが出たものに限定し、頓挫したものは省いています。
振り返って
基金訓練の講師として講義した経験は数年後に副業でプログラミングの講師をした時に役立ちました。
フリーランスで自身で確定申告を行った数年後に、会社の業務の要請から簿記3級を取得しました。
法務資料の作成業務はWordのレイアウトの仕組みを学ぶキッカケにもなり、社内SEとして情報システムの規程を整備する時に役立ちました。
社内勉強会で学んだアジャイルの知識を、転職後のチームの立ち上げ時期にスクラムチームを提案してスクラムマスターを担当しました。
好奇心の赴くままにやってきましたが、今ふりかえるとどの業務の経験も忘れた頃に役に立っているように思います。
計画的偶発性理論
個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。
(Wikipediaより)
上記の説明に集約されている通り、キャリアは偶然によって成り立っています。
転職が多い人は勿論ですが、同じ会社にずっといる場合でも、どのような仕事を任されるかはその時の状況次第で10年後を予測する事は困難だと思います。
サブで任された業務が、次のキャリアを考えるきっかけになったり、メインの業務になっている場合もあります。
僕も、前述の業務を断っていたら、今ほど仕事の広がりはなかったように思います。
勿論メインの業務を疎かにするのは論外ですが、はざまにある色んな仕事を「これは僕の仕事じゃない」と言って線を引くのは勿体ない気がしています