「【大阪】SaaSを支える開発原則/DDD、プロダクトマネジメント、カンバン、技術的負債@RAKUS」でLT登壇してきました
今回の発表テーマについて
ラクス様主催の勉強会の勉強会でLT登壇をしてきました
勉強会のテーマ「ソフトウェア開発の法則・原則」にちなみ、
現職の社内システム開発で意識している「YAGNI」「機構と方針の分離」について思いを語らせていただきました。
YAGNIは非常に重要だけど、それを言い訳に単なる付け焼き刃になっていくと技術的負債が溜まりトータルのコストが増大するリスクがあります。
それを避けるための指針として重要な考えの一つが「機構と方針の分離」だと考えており、このテーマについては今後も掘り下げて考えていきたいです。
勉強会全体の感想
非常に丁寧な司会進行と案内で、といっても堅苦しい感じもなくフランク過ぎもせず、個人的に一番ちょうど良い空気でした。
ラクス様の勉強会は初参加で知り合いの参加者も殆どいない中でしたが、お陰様でLTもさほど緊張せずできました。
本編での4つの登壇は、ラクス様の各プロダクトの開発チームのエース級(想像)の方々がそれぞれの開発で直面した課題と、その解決にあたって大事にした「原則」についてのお話が中心でした。
割とどの現場でもおこりがちな問題についての取り組みが中心でした。
こういった開発者の問題意識をキチンとオープンにして改善に繋げていける風土は見習っていきたいと思いました。
LTでは個人開発もされているkintoneの開発者の方がモブプロについて語って下さいました。
(詳細はコンパスページを見た方が正確だと思いますのでそちらを御覧ください)
懇親会では、基幹システムのアーキテクトをされている方が声をかけて下さって、そこでも有意義な意見交換が出来たのも収穫でした。
発表した感想
やはり発表する事で得られるフィードバックは大きいです。
その場の質問やツイッター上での感想といった直接的なものだけでなく、発表中での表情の変化や頷きあるいは無反応や微妙な表情も、重要なフィードバックだなと肌身で感じました。
長年、色んな勉強会に出ている割にこれまで外部のアウトプットが少なかったのは去年の反省点としてあり、今年は意識して多めに外部発表の機会を作ろうと思っています。
当たり前ですがエンジニアが全員勉強会に参加して登壇すべきとは思っていませんし、コードやプロダクトこそ最大のアウトプットだとも思うのですが、 今は外部発表の機会を増やしていくのが自分にとってプラスになる時期だという直感があります。